阿蘇の草原を活かした良質な自給飼料生産と循環型酪農

熊本県東部に位置する阿蘇で雄大な草原と水田を活かしながら、粗飼料のほとんどを自給しています。そして、牛から出る糞尿を堆肥にし、有機質肥料として使う「循環型酪農」を実践しています。「循環型酪農」とは、自然の資源を無駄にせず、再利用し循環させていくことで、自然環境に負担をかけない酪農として、注目されています。牛たちがおいしいと思う飼料作りは牛の健康につながり、繁殖や生乳生産を左右していくものだと考えています。今後もより安全でおいしい飼料生産に努め、阿蘇の良質な牛乳をたくさんの人たちに届けていきます。

搾乳ロボット等の導入でカウコンフォートの向上と省力化

当牧場では搾乳ロボット等のオートメーションシステムを導入しています。搾乳ロボットを導入することで牛も作業者も負担が減り、また様々な情報がデータとして把握できるため、飼養管理技術の向上にもつながります。他にも哺乳ロボットや餌寄せロボットを導入し、省力化と労働生産性の向上に努めるとともに、重労働が減るような作業体系の確立にも努めています。